USANET　さのはるかさんの新たな活動に注目！

イラストレーターとして、ホームページなどのWebデザインやコミュニティサイトの運営など、活動の場をぐんぐん広げているUSANETのさのはるかさん。技術向上のため、「動くグラレコ100本ノック!」を行なっていることを聞きつけ、同行させていただきました。

山本菜保

「グラレコ100本ノック！」をしようと思ったきっかけは何ですか？

さのはるか

自分のスタイルを見つけたいと思ったから。苦手な漢字も克服したいし、スピード力もアップしていきたい。知らない分野の話でも、手を止めることなく、まとめられるようになりたいです。

詳しくは、下記のブログをチェック！
https://usanet.xyz/usanet-gr100challenge/

「グラレコ」って、なんなん？
どんなことをするの？
体験してみたい！と思った、あなたへ
1. 申込み方法
2. 「即、予約！」をおすすめするワケ

「グラレコ」って、なんなん？

「グラレコ」とは、グラフィック・レコーディングの略称。対話の内容を、文字やイラストを使ってリアルタイムに可視化していくこと。会議などの議事録とは違って、視覚的に分かりやすくまとめていく手法です。

幼い頃から絵を描くことが好きだったはるかさんは、2018年にグラフィック・レコーディングの講座に興味を持ちました。その講座を受講したことがきっかけで、魅力にハマったといいます。

対話相手が1人のときだけでなく、2人でも、それ以上の複数人でも行うことができます。話の内容を誰もが理解しやすくなるため、解釈の違いによる話のくい違いも起こりにくそうですね！

会議や話合いの場で、相互理解を促して議論を活性化させる「グラフィック・ファシリテーション」とは少し異なります。
日本では、まだ知らない人も多いけれど、グラレコを武器に活躍している方も。海外では、すでに職業化されている国もあるので、注目度が高まっています。

どんなことをするの？

通常はカフェなどで行うことが多いそうですが、今回はコワーキングスペースの一角で行いました。グラレコ16人目の体験者は、AROMA HREF（エイチレフ）の山田輝乃さん。

テーブルに向かい合って座ります。「何もまとめてきてないけど、大丈夫かなー？」と少し緊張している山田さん。

まずは、体験者のイラストを描くことから始まります。特徴をとらえて、ササッと描き上げていきます。

はるかさんは、タブレットを活用してグラレコを行います。一発勝負の紙とは違って、内容が増えてもコンテンツのサイズを調整したり、並びを変更することができるのも魅力です。工程を録画することで、動画に残すことができます。

テーマを決めて、スタート！

顔のイラストが仕上がったら、今度はテーマを決めていきます。

さのはるか

画像のトップにタイトルを書かせてもらっているのですが、テーマはどうしましょう？

これまでの体験者の中には、「2020年にしたいこと」や「これまでの恋愛まとめ」などがあったそう。頭の中でモヤモヤしている事柄を選ぶと良さそうです。山田さんは、アロマのお仕事についてのオーダーに決定しました。

講師として人に伝える立場でもあるけれど、「上手く伝わってないかもしれない」と感じることがあったといいます。自分の想いを整理して、しっかりと届けられるようになりたいと、体験を希望されました。

どんどん、まとまる！

今のことだけでなく、現在に至るまでの話などを引き出していきます。話を聞いたことを元に、確認しながら、少しずつまとめていきます。話を聞きながら、相槌を打ちながら、イラストを描きながら、まとめる、、、見ているだけで、すごさが伝わってきます。

質問されると、考えや想いを言語化しやすいように思いました。話をしていく中で、「アロマセラピーの癒しという偏ったイメージを変えて、本当に必要としている人にアロマのパワーを届けたい」という、山田さんが今、一番伝えたいことが見えてきました！

完成したら、データを送信！

確認後、間違いや修正点がなければ、完成！画像データを送ってくれます。また、描いた工程を記録したムービー版ももらえます（動画参照）。

完成した山田さんのグラレコ。

グラレコを体験した感想は？

知らず知らずの内に専門用語を使っていて、実は相手に理解されていなかったかもしれないということに気がつくことができました。お客さんに近い存在として聞いてくれて、理解しようとしてくれた姿勢がとても伝わってきました！想いを誰にでも分かってもらえるように仕上がったので嬉しいです。動画にすると、文字を目で追ってしまうので、文章が苦手という方にも伝わりやすいと思いました！