「ママたちと一緒に成長する助産院に」田中由子さんインタビュー

笑顔の田中さん インタビュー
「ママたちと一緒に成長する助産院に」田中由子さんインタビュー
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ひらおか みあい

鳴門教育大学大学院生(元保育士)。
東京で保育士として4年間勤務し、大学院進学のため徳島にUターン。
現在は子育て支援や、教育を中心に研究中!
徳島の素敵な情報を、どんどん発信していきます!

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妊娠・子育て中、ただでさえ不安と分からないことだらけなのに 猛スピードで変化していくママの身体。

「食事は何を気を付けたらいい?」「無事に生まれるか不安」「おっぱいが出ない…」

今回はそんなママたちに寄り添ってくれる心強いパートナー、田中由子さん(たなか助産院)にインタビューしました。

ひらおか みあい
 みあい

はじめまして!ライターの みあい です。どうぞよろしくお願いします。

田中 由子
田中さん

田中です。よろしくお願い致します!

ひらおか みあい
 みあい

今回は、田中さんが今のお仕事を始めたきっかけや助産院で大事にしていることなどをお伺いしたいと思います。

田中 由子
田中さん

はい!何からお話ししましょう?

助産師になろうと思ったきっかけ

――では一番最初にお伺いしたいのですが、色んなお仕事がある中でなぜ 助産師さん になろうと思われたんですか?

そうですね。すごく昔の話になるんですが…中学時代は看護師を目指していました。『ママいつまでも生きてね』という本を読んだのがきっかけです。

そして看護学校の実習で 初めて分娩に立ち会った時「命の誕生」や命がけで出産に臨むお母さんたちの姿に感動し、「私は助産師になりたい!」と思うようになりました。その感動は、今もずっと続いています。

ですから看護師の国家試験と同時に、助産師学校の受験をしました。一生の中でも、かなり勉強をした時期だったと思います。

――2つの試験を同時に受けたんですね!大変でしたね。

はい、だから当時流行っていた曲の知識が その1年分だけ抜けてます!(笑) テレビを観るのも忘れて勉強していましたね。

学生時代の経験を語られる田中さん

「どんな患者さんも自分の家族のように」

そうして助産師になり、病院勤務をする中で心がけたのが「どんな患者さんも、自分の親やきょうだい・家族だと思い大切に接する」ということです。一言一言、その人の心に寄り添って声をかけるようにしました。

特に印象に残っているのが、中絶を悩まれていたお母さんのことです。検査結果を受けて、とても落ち込まれた様子で涙を流していたので気になって、一対一で ときほぐすようにしてお話を聞いてみました。すると、仕事上の経験から子育てに対する不安が膨らみ、つらい気持ちを抱えていたことを吐き出してくれました。

最終的に「産む」という決断をされたので、妊娠から出産まで たくさん話をしながら支えたところ 無事出産することができ、「田中さんがこの子の命の恩人です。」と言って下さいました。それが昨日のことのように思い出されます。

みなさんそれぞれに大きい悩みも小さい悩みもありますが、大切に心ほぐし一歩踏み込んで接することでお役に立てることがあるんだなあと感じました。

 

――その頃から開業を考えられていたんですか?

「病院の外でもママのお役に立ちたい」というのはずっと思っていて、若い頃から休みの日も県外へ勉強に行ったりしていました。「開業しよう」という夢を持ち始めたのは40~50代の頃です。ママたちが実際に暮らしているおうちに行って一対一でゆっくりお話をしたいと思い、たくさん悩んだ末に60代を目前にして思い切って開業しました。

元利用者の方と話している田中さん

たなか助産院を卒業した後も、田中さんのもとを訪ねるママも多い。

そして たなか助産院 をオープン!

――病院での長いキャリアを経て開業に踏み切ったのですね。現在はどんな活動をされていますか?

たなか助産院として産前産後のケアを行っています。その他に 徳島そごうの無料育児相談室、徳島市の産後ケア事業やこんにちは赤ちゃん事業 、小松島市保健センターでの電話相談や戸別訪問などをしています。

産後はホルモンの影響で 誰でもうつになるもの!だから単なる育児支援ではなく、一緒に話をすることで 心も身体もほぐせるようなケアをしたいと思っています。

利用者の方が手作りしたメッセージカード

たなか助産院を利用したママたちから寄せられたメッセージ

その上では私自身も健康で心ほぐれていることが大切なので、時間を見つけてジムへ行っています。趣味の料理やパン作りをしたり、絵手紙の教室に通ったりもしていますよ!

ケアの上で大事にしていること

――たなか助産院では、ケアの上でどんなことを大切にされていますか?

ゆっくりお話する中で 心も身体もおっぱいもほぐして、ママを支えていけるような助産院でありたいと思っています。「頑張る」のではなく「ほぐす」ことがママにとってもケアする側にとっても、大事なんです。

だから こちらが何かをしてあげるというのではなく、答えは常にママ自身の中にあると思っています。こちらからは、たくさんある選択肢を「引き出し」としてお見せするような感覚でお伝えしています。最後はママが、ご自身やその時の環境に合った答えを導き出してくれるんです。

だからママと一緒におっぱいも、たなか助産院も成長していくんですよ!(笑)

 

――「一緒に成長していく」って、とっても素敵ですね。 最後に読者のみなさんに、何かメッセージはありますか?

読者の方へのメッセージ

「ありがとう」という感謝の気持ちをもちながら、ママもパパも赤ちゃんも そしておばあちゃん・おじいちゃんも、みんな一緒に勉強し、成長していきましょう!私も今後さらに育っていきたいです!

笑顔の田中さん

「ママたちと一緒に成長する助産院に」田中由子さんインタビュー

 

――こちらまで、じーんとしてきました! 今後 何か新しいことをされる予定はありますか?

先日、栃木県で勉強会に参加して新しいことをたくさん吸収してきました。やってみたいこともありますが、今は「自分にできることは何か」を考えている段階ですね。

――今後のことはお楽しみに!という感じですかね?

そうですね!

 

ひらおか みあい
みあい

本日は貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました!

田中 由子
田中さん

ありがとうございました!

あたたかな笑顔で、ゆっくり丁寧にお話しされる田中さん。その瞳は目の前のママや赤ちゃんだけでなく、その家族や未来までやさしく包み込んでくれるようでした。

徳島のママたちの心強い味方です!

田中 由子

あたなのそばに助産師がいます。徳島県小松島市で「たなか助産院」を開業しております。
母乳ケアや育児相談などお気軽にご相談ください。

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